介護アイディア編その2 ― 2011/10/08 23:18
ミルキーちゃんの「水の箱サークル」介助アイディア続編です。
中央の丸太は、自力で歩く時の「よろけ防止」にも役立ちますが、
更なる名案は、この上の銀シートです。
保冷バッグというのでしょうか、お店でアイスや冷凍品を購入すると
このような銀色の袋に保冷剤と共に商品を入れてくれますが、
その保冷バッグです。
「よろけてぶつかった時に痛くないためかな?」と思ったのですが、そうではなく
ここに、飼い主さんが座るためでした!

ここに座って、足を水の箱にかけると、その下をミルキーちゃんが歩けます。
そして、その歩いているミルキーちゃんを、座りながら支える(補助する)
事が出来るのです!!!
クッションでも良いのかもしれませんが、落ちてしまうとかえって危険です。
保冷バッグなら、ガムテで留めておけば落ちませんし、もし落ちても
歩行にそれほど影響は無いと思われます。
なんと素晴らしいアイディアでしょう…!!
老犬になると、自力で歩けるとはいえ、足の運びが予定のようにいかず
つんのめったり、よろけたり、どうしてもします。
自力で歩かせることが良いとは思っても、それを飼い主が支えて歩くことは
とても大変です。てきめんに腰が持たなくなり、結果的に、
歩かせる時間が短くなっていきます。
それを、この方法ですと、支えてあげることがとても楽に出来ます。
犬にとっては、長く歩くことが出来ますから、健康的ですし、
自力で歩くという事が、本人(本犬?)の自尊心の維持に繋がり、
それが生きる力を生み出すでしょう。(…あくまでも一般人の想像です)
そういう点が保持されることで、満足感が得られ、そこから
食欲の維持などにも繋がっていくのではないでしょうか。
逆にいうと、例えば我が家では、特に雄犬は自力での歩行が困難になると
生きる事に対する自信や意味を見失ってしまうようで、急速に衰えました。
「歩く」ということは、やはりとても大事なことと思います。
お散歩によく行っているワンちゃんは長生きするように思いますし、
人間でも、心がけてお散歩なさっている高齢の方は
お元気で過ごされているようにお見受けします。
更に、この“水の箱サークル”の良い所は、
ここに「かけて」おくと、しばらく立っていられることです!
この写真は動こうとしているところ。この前は静止してホッと休憩中でした。

歩きにくくなってきた時、せめて「立たせておく」だけでも違うのですが、
そうはいっても、それこそ飼い主が腰を曲げて立っている姿勢を維持させる
わけですから、これもまた大変です。
かといって、動かさないでいると、床擦れが出来てしまいます。
何箱か繋がっている所にかけることで、かけた場所からずれても
犬が倒れにくく、さらにはちょうど足先が地面に着くので、
本人としては自力で立っている気分になれるという…!
もうひとつの利点!
アゴも乗せられます。ちょうどいい高さです。

柴保の犬は頭骨がしっかりしているので、年を重ねた時に、頭を支えることが
大変になるようで(こういう時にアゴに手を当てるとかなり重さを感じます)、
頭がだんだん下がってしまい、それにより歩く時につんのめりがちです。
水の箱に頭を乗せて休憩することで、身体的にも楽ですが、やはり意識として
「自分で支え(られ)ている」感覚を持つことが出来、
精神的にも良いのではないかと思います。
アゴは水の箱、身体は支えていただき「立つ運動、
運動!」

本当に、この「水の段ボール箱」がこのように利用できるとは驚きでしたし、
愛情を持って充分に愛犬に接し、観察なさっているからこそ、思いつかれた
「名案」と感じました。
ちなみに、ミルキーちゃんは今8kgくらいだそうです。
柴保の柴犬に限らず、同じくらいのサイズの愛犬を介護・介助されている方、
ぜひ試して頂きたいと思います。
介護の前に、介助の段階を持つことで、長寿を目指しましょう!!
