外飼いの場合2011/11/26 01:25

外飼いの場合の犬の防寒対策について、我が家と、
今まで拝見したお宅の場合と併せて、ご参考までに記します。
「柴保の柴犬の場合」ということでお読みくださいませ。


若犬時代は、防寒ということもそれほど考えなくてもいいかもしれませんが、
年を重ねてきた犬の場合、夜だけは家の中(軒下でも)に
入れる方がいいかなと思います。

しかし、ずっと外で暮らしてきた犬にとっては
「家の中に入る」ということは、あまり「いい気」はしないようです。
そのため個人的には、若い頃から「夜は中に入る」という習慣をつけておくのも、
悪くないように今は思っています(人間もその方が将来的に楽です)。


さて、本題です。

冷気は下から来ますので、まずは犬小屋の床下に段ボールを敷くのは
いかがでしょうか。
床下には隙間がありますから、そこに風が入りにくくする工夫も有効と思います。

犬小屋には段ボール箱を入れます。
りんご箱やペットボトル6本入りの箱など、
若い犬でも段ボール箱くらいは入れたいです。
高齢犬の場合は、出入りしやすいようにすることが必要です。


次はそこにタオルを敷きます。
あったかマットを入れるのもおすすめです!

ここが難題ですが、たいていはそのタオルを引っ張り出し、
振り回してオモチャにするでしょう…!
「入れても引っ張り出してしまう」というお話は、数知れず伺いました;;

でもめげずに、また入れておきます。
いつか「入っている方がいい」と思うかもしれませんし、
そのまま外で敷いて寝ている、というお話もよく聞きます。

タオルの次は、古毛布やセーター、クッション。
これもタオル同様、引っ張り出す可能性は大きいですが、
タオルより暖かい、と、利用してくれるかもしれません。
毛布で犬小屋を覆うことも効果的です。


犬小屋の内側に、お風呂の保温シートを貼るのもかなり有効です。
カットできますから、壁、屋根、床と、
犬小屋のサイズに合わせる事が出来ます。

その時に、壁が4面あるとしたら、壁にキッチリはまるように
4枚に切りたくなりますが、是非「部屋の角」は、
シートが丸くカーブするように貼ってみてください。
角の継ぎ目からは意外とすきま風が入るので、
それを防ぐためです(上部の角も同様です)。

もしかすると、若い元気な子の場合、このシートも
はがしてしまうかもしれませんが…
その場合は、屋根の上にシートを貼るか乗せるだけでも
効果はあると思います。


犬小屋の入口は、どうしても風が入ってしまうので
難しいところです。

犬が出入りする時に嫌がらない程度に、上からカーテンを掛けておくと、
室内にたまった暖かい空気が逃げにくくなりますし、
風も直接当たりません。

カーテンがかかっていても出入りしてくれるようであれば、
バスタオルなどで入口に全部かかるようにすると、
かなり違います(新聞紙でも違います)。


出入口の他に窓や格子がある小屋の場合は、その窓も
風が入りにくいように、ビニールを貼ったり、段ボールを立てています。

犬小屋の中に犬用のベッドやペットヒーター(立てておきます)を
入れられれば、なお良いと思います。


ひとまずはこのような感じでしょうか。

ペットヒーター2011/11/21 23:46

間が空いてしまいました。

我が家での犬の防寒対策について、ご参考までに記しておりますが、
本日はペットヒーター編です。

我が家では、ペットヒーターは、床ではなく、
犬小屋の壁に立てています。
床に敷くと、暑く(熱く)なった時に避けにくいこともありますが、
壁に立てる方が犬小屋(ケージ)全体がポカポカ暖まるようです。

しかし、ヒーターは立てるようには出来ていませんので、
コードをケージに留めたり、いろいろ工夫をしますが、
たまには倒れてしまいます。
それは仕方がないので、また直しますが…。

さてそして、
暖かい空気は上へ行きますので、ケージに屋根をつけ、
出入口にはカーテンをかけると、冷気が入らず、
外でも結構暖かくなっています。

カーテンは、バスタオルですとか、古くなった毛布など…
出入りしても隙間が出来にくいよう、柔らかめで、
そして風を通しにくそうな物にしています。

ペットヒーターを床に敷く場合は、床全面のサイズではなく、
半分か3分の2くらいまでのサイズの方が安全と思います。


次回は「お風呂の保温シート」編の予定です。

あったかマット2011/11/14 23:55

犬は寒さに強いとされております。
「寒いからって犬にヒーター入れるなんて!」
というお考えの向きもあるかとは思いますが、
いくら強いとはいえ、暖かいほうが犬も心地良いはずです。

我が家も…、昔を思いかえすと、外の犬にはヒーターも何も
入れていなかったように思います(たまに湯たんぽ)。
2頭でいた所は、一緒の箱で寝たりしていました。

新潟のあるお宅では、真冬になると
「寝る前に入れた湯たんぽ(ペットボトルかもしれません)が
 朝にはカチカチに凍っている」
という話を聞きました。

そんななか、最近は「電気を使わないあったかマット」
というペット用品がありますが、あれは便利です!!
そろそろ寒さも厳しい時期に入りつつありますので、
その前に、新しく何枚か買ってきました。
ヒーターのコードが延ばしにくい外の犬には、
これはもう、防寒対策に必需です。
自分の体温で温まりますから、低温ヤケドの心配もありません。
老犬には室内でもおすすめです。

年ごとに製品が変化(進化?)しているようです。
当初は四角い発泡マットのようなもので、当時は寝たきりの
老犬がいましたので、それを有難く使っていました。
その後アルミシートが入り、次は柔らかくなり、
最近はカーボンが入っているとか?
今年は洗えて更に柔らかいふかふかのマットも出ていたので、
1枚買ってみました。
外の犬には湯たんぽと併用で、明日あたりから入れようと思います。

ちなみに我が家では、最低気温が10℃以下になるころから
こういったグッズを使うようにしています。


…ところで、実はこのマット、人間も使えるのです!
もう何年も就寝時に使っています;;
最近はエコや節電で湯たんぽが人気ですね。
もちろん湯たんぽもいいと思いますが、
あったかマットは水の入替えの手間もありません。
重宝しています。

防寒対策・首編2011/10/27 23:57

現在、第104回展の写真を整理中です。
UPはもうしばらくお持ちくださいませ。

・・・・・

急に寒くなりました…。
「御愛犬の防寒対策はお早めに」と記しながら、我が家では
本格的な防寒対策はまだでした(少しだけしてありました)。

ここ数日の気温は、高齢犬アスカには少し堪えたようで、
動きが鈍くなりました。
今まで、そのようなことはほとんど無い犬でしたので、
若干ショックだったというか…。。(私が、です)

このまま弱っても困るので、アスカだけ、夕方になって
冬用にとっておいた「マフラー」をつけました。
いわゆる人間でいう所の「ネックウォーマー」ですが、
人間用のそれでは大きすぎるので、レッグウォーマーを
3つ折り半くらいにして、ギュウギュウ広げてからはめています。

毎年冬にはつけているので、本人(本犬?)も心得たもので
見せると「はいはい」と顔を出してきます。
ちょっとまだキツいので、はめられつつも困っていますが、
無いよりはある方が良いようで、我慢してはめられていました。

夜、様子をみると、身体が温まっていますし、元気も出て来ました。
人間もですが、首を温めると全身が温まるようです。
明日からは、まだ日中はつけていると暑いと思いますので、
昼間ははずし、夜だけつけます。

真冬には、外にいるもう一頭にもつける予定ですが、
今のところはまだ高齢犬アスカだけにしておきます。

その他の犬たちの部屋も、真冬に向けては更に防寒しますが、
少しだけ防寒を多くしたところ、やはり少しでも暖かい方が良いようで、
機嫌が良いです。