「インカ帝国展」 ― 2012/04/19 22:14
上野の国立科学博物館で開催中の
“マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展”(〜6/24)へ行きました。
描かれている動物は「リャマ(ラマ)」「
アルパカ」「ネコ科(おそらくジャガー)」がほとんどで、イヌはいないようでした。
生活の糧は、狩猟ではなく農耕で得ていたようですので、イヌは必要なかったということのようです。高地の
、(おそらく)広いスペースが多くはない土地で暮らすのですから、(当たり前ですが)必要でないものは要らなかった、ということかと考えました。
リャマ、アルパカは、毛を防寒に使うために大切にしていたようです。荷物の運搬にも使ったのだと思います。ネコ科(おそらくジャガー)の動物は、暮らしている近隣に生息していて、守り神のような存在だったのかなと思います。
科博サイトの写真左側「小型女性人物像」は、もっと大きいのかと想像していたのですが、頭の羽のてっぺんまでで15cmあるかどうかという、小さいものでした。
…とてもかわいらしい…。ですが、生贄と共に埋葬してあったということですから、この表現は当時の方に失礼かもしれません。
貴重な美しいミイラもあり、その他も思いのほか(!)興味深く見ました。
最後に「3Dスカイビューシアター」というのがあり、これが圧巻でした!
大きさは530インチということですが、どのくらいかというと、、ベンチは横に30人位は座れましたし、その横にもスペースがありましたので、相当に大きい画面です。
3Dメガネをかけて見る映像で、15分位と思います。ハチドリやコンドルが目の前に飛んできます!
最初は、ハイビジョンサイズで始まったようですが、途中で両側が広がり、倍近くの画面になります。あたかも自分がその場所でその景色・光景を見ているようでした。ちょうど、「こういうのは映っている所しか見えないが、本当に見に行くと周りが見えて全然違うんだよな、仕方ないな」と思ったところでした。
上下は広がらないのでそれが少し残念ですが、左右はあれだけ広くなってあの景色が見られるのは、鳥になったよう…、というのは簡単すぎる表現ですが、そう感じました。ちなみに…2回見ました。
もう少し離れた所から見られたら、もっと良いだろうと思います。
ところで参考までに混雑具合ですが、入場制限はなく(土日はあるようです)
、普通に入場できました。平日の午後でしたが、中は、思ったよりも混んでいました。大勢の人が集まってしまう展示は、前の方で見るのは難しい、というところでしょうか。3Dシアターは
2列ありますが、もちろん空席はなく、後ろで立って見ている方が多いです。1日の入場者数は、3500〜4500人前後のようでした(当時の
数の記録法を使った紐が下がっていました)。
科博のサイトはこちら
主催のTBSのサイトはこちら
「ユベール・ロベール展」 ― 2012/04/19 23:57
科博のインカ展の後、国立西洋美術館で開催中の
「ユベール・ロベール —時間の庭—」展(〜5/20)へ。
1日に2つの展覧会へ行くのはどうかなとも思いましたが、5/20までに再び上野に来るのは難しいかもしれないので、行くことにしました。適度にすいていて、じっくり見ることが出来ました。
こちらは正に「西洋美術」で、少しほっとするような感じもありました。インカ展に重めな部分もあったからかもしれません。
赤チョークで描く素描が主な展示で、公式サイトの写真では紫系の色味になっており、実際の色が出ていませんが、この色遣いが素敵でした。
犬に関連づけるとすれば…
赤チョークの色合いは赤毛の柴犬が思いおこされ
、色遣いの、濃い部分から薄い部分となる変化が、赤毛柴の背中から腹部にかけて色が薄くなってくる、その感じに似ていると感じました。背景の白い部分も白ではなく、
色づいています。柴犬の腹部の白めの部分も純白ではないので、そのあたりも似てるな、と感じ
【柴犬も芸術作品だ!!】
と、思ったのでした。
ところで、、今回に限ったことではありませんが、最近、美術展で感じるのは、その作品の一筆一筆を、作者が、ここに手をついて入れたのだな、ということです(当たり前なのですが)。大胆な作品もそうですが、細かい作品だと余計にそれを感じます。1つ1つ入れるのに、どんな感覚・感性を持って描いたのかなと…。
犬でいうと、一本一本の毛をよく見ると色合い(グラデーション)が違うのと似ている…、でしょうか。。
ということで、再び
【柴犬も芸術作品!】
と、今日も、思ったのでした。
長々失礼致しました。
