再試について2011/08/22 21:52

先日の「行動テスト」の追試、こういう場合は
「再試」というのでしょうか?


再試に備えて“一応の”予習をしていた、我が家の煌が受けました。

柴保の犬の特性を考えて、テストの実施方法を、前回と少し
変更してくださっていました。
この方が、理解しやすかったようです。


ところで、私はずっと「100点」「0点」と書いていましたが、
その表現は間違っておりました。申し訳ありません。

点数より前に、
「テストを受ける(実施できる)段階(気持)になるかどうか」が、
第一の段階でした。

この時点で、受ける気持ちにならなかった犬のことを、私は
「0点」と表現していたのでした。
しかし、テストを受けていないわけですから、0点もなにも、
判定される必要はなかったわけです。
様々な心情からテストを受ける気にならなかった犬たち、
ごめんなさい。

もちろん、受ける気にならなかったことが悪い、というわけ
では全くありません。警戒していた犬もあれば、
テストの必然性を感じなかった犬もあり、それは
犬それぞれの正しい判断と思います。


行動テストは2種類あり、煌は1種類の方は出来ませんでした。

実施者の方にお尋ねしたところ、柴保の犬の場合、
行動テストを実施できるまでに至った犬の割合は、今のところ
おおよそ4頭に1頭だそうです。
2種類のテストの、両方が出来る犬は多くないようで、
どちらかだけ、という場合が多いようです。

我が家には4頭いますが、テストが実施できたのは、
今回の再試に挑戦した1頭だけですから、この割合に合っています。

実施出来た犬が取った点数の平均は、柴保犬の場合
おおよそ80点台であるようです。
他犬種とは違う特徴もあるようで、そのあたりは
ご研究の一つになるのでしょう。


ということで、テストの内容は、もしかすると内密?
なのかもしれませんので、詳細は記しませんが、
簡単に書きますと、煌が実施できた「指差しテスト」は4段階あり、
1段階につき18回のテストをします。

この、18回のうち、人間の指示を理解して(見て)判断し、
正解したのが何回か、というのが、テストの内容です。
指差しをしなかった方に行ったら不正解、となります。
正解不正解、というよりは「正答率」という表現の方がいいかもしれません。
これで、18回出来た犬が、先ほどでいうところの
「100点」となるわけでした。

4段階ですから、テストは全72回、その前の練習も含めると、
80回から90回ちかく、指差しテストをします!

けっこう、集中力が、必要です…。。人間も。


4段階は、1段階ずつ難しくなっていくので、
正答率も通常の犬種は下がっていくそうです。

ちなみに、我が家の煌の“正答率”は
16/18
14/18
12/18
8/18
で、ま、なんといいますか、、大変良くもなく;;
柴保犬の平均とも少し異なり;;

最後のセットが、飼い主としては半分は行ってほしかった気が
とてもしますが、まぁ、常日頃が放任気味にしては、
まぁ、まぁ、だったかと…

テストを開始した時、
「あぁ!これ!このために予習してたのか!」
という背中をしていたので、それを理解してくれたという事は
良かったです。

個人的に思いますに、いきなり「今日テストをします」といって
テストの実施は難しくとも、煌のように「練習」しておくと、
受けてみよう、という気になるのではないかな、と感じました。


まだ頭数が必要でいらっしゃるようです。
練習すればなんとかなるかも?という様子が見えましたので、
我が家の他の3頭のうち、2頭も練習してみようかな、、と、
内心考えております。
煌にも、もうひとつのテストに似た練習をしてみようかな?

・・・・・

行動テストにご興味お持ちくださった方、
よろしければご一報くださいませ。