カエルの毒2011/07/23 23:49

会報の末尾にもたびたび載せておりますが、
「カエル」にはくれぐれもご注意ください。


昨日、我が家の犬がカエルにやられました。

幸い、なんとか事なきを得ましたが、
カエルは、いじると毒を吐くのです!
その毒の被害に遭った犬を、何頭も知っています。
目に入ると失明するとも言います。

今回は、庭に放している時で、犬の部屋の掃除をしている後ろで
「ウェッ ペッ!」
と言い始めたので、見ると、目の前に大〜〜〜きなカエル、
その脇で、我が愛犬が首を振って、泡をふきかけているではありませんか!!

どうすべきか相当に焦り、獣医さんにお尋ねしようにも、
電話をかけに行く時間も不安のような、一刻を争いそうな雰囲気…。
とにかく、体内に入る毒を少しでも減らさないといけません。

急いで水をくんで、首輪を捕まえて、口をゆすがせました。
とはいえ
「くちゅくちゅぺっ」
が出来るわけではないので、手で口に水を入れて洗い流したというか…

もちろん犬は苦しみつつ暴れ気味ですから、
きれいに流せたわけではありません。
それでも、なんとかゆすがせていると、ふらふらと移動して
3カ所に吐きました。

おそらく、これが良かったのだと思います。
中に入った毒を出せたのではないかと思います。

更に口をゆすぎつつ、少し良くなってきたようなので
タオルで口の中を拭き取ってから、解毒作用があるらしい
ミルク(粉ミルク)を薄く溶いたものを飲ませました。

これでだいたい落ち着いてきましたので、軽かった方だとは
思いますが、処置をしなければ、長引いたかもしれませんし、
何か他の症状が出たかもしれません。
本当に今回は目の前だったので、早く処置が出来て良かったです。

年齢を重ねると「カエルは危険」という認識が出来、
視界に入っても見えていないふりをする、ようなのですが、
最近はカエルも減り、そういう学習をする機会も減っています。
それを教える事が出来る先輩犬も、減ってきているように感じます。


本当の処置の仕方はどういうものなのか、
機会を見て獣医さんにお尋ねしておこうと思いました。

本当は、冬眠から出てきた直後が一番危ないと思っているのですが、
そうでなくとも、カエルの活動時期は十二分に注意をしよう、と
あらためて思った事件でした。